胸キュンMonday ~甘く切ないすれ違いの恋~


変なお兄さんに声をかけられた。


「うちの店で働かない?時給すごいよ~!」


「一日だけ働いてみない?」


「君達だったらすぐに指名取れるよ!」




どんなお店なんだろう。


ピンクの階段の奥に


どんな世界が広がってるの?



キャバクラとは違う、エッチなことするお店もいっぱいあった。


「本番なしだから、どう?」

男の人って…


こういう場所に来るんだ。



体の快楽だけの為に


こんなエッチな場所で


知らない女の人に舐めてもらったりするんだ。



直は、そんなことにも目もくれず、たっくんを探し続けてくれた。



先生はすぐに来てくれた。


「やっぱ、お前らだけで来さすんじゃなかった。危なすぎる。」


先生が直の手を引き、直が私の手を引く。


3人でたっくんを探し続けたけど

このたくさんの人の中からたっくんを見つけるなんて無理。



もう昔みたいなパワーがない。


昔なら、


どんなにたくさんの人の中からでも



たっくんを 見つけられる自信があった。



私の能力は低下してて、もうたっくんを見つける力がない。
< 164 / 498 >

この作品をシェア

pagetop