胸キュンMonday ~甘く切ないすれ違いの恋~
変なお兄さんに声をかけられた。
「うちの店で働かない?時給すごいよ~!」
「一日だけ働いてみない?」
「君達だったらすぐに指名取れるよ!」
どんなお店なんだろう。
ピンクの階段の奥に
どんな世界が広がってるの?
キャバクラとは違う、エッチなことするお店もいっぱいあった。
「本番なしだから、どう?」
男の人って…
こういう場所に来るんだ。
体の快楽だけの為に
こんなエッチな場所で
知らない女の人に舐めてもらったりするんだ。
直は、そんなことにも目もくれず、たっくんを探し続けてくれた。
先生はすぐに来てくれた。
「やっぱ、お前らだけで来さすんじゃなかった。危なすぎる。」
先生が直の手を引き、直が私の手を引く。
3人でたっくんを探し続けたけど
このたくさんの人の中からたっくんを見つけるなんて無理。
もう昔みたいなパワーがない。
昔なら、
どんなにたくさんの人の中からでも
たっくんを 見つけられる自信があった。
私の能力は低下してて、もうたっくんを見つける力がない。