胸キュンMonday ~甘く切ないすれ違いの恋~



この仲間と出会えて良かったぁ…


すごく好きだなぁ…としみじみ感じてた。


その時、たっくんからメールが届いた。


『ゆかり、今日からバイト行くことにした。バイト前、会える?』


ニヤけてる私に気付いた美亜がメールを覗き見た。


「良かったね。たっくん優しいね~!私も、早く隆介に会いたいよぉ!未来の彼氏、隆介…ちょっとSな隆介…妄想ばっか膨らむよ!!」


「早く紹介してって言っとくね。ロン毛で、爽やからしいよ!」


私は、ほとんど覚えてない隆介の記憶に『爽やか』って勝手に付け加えた。


またメールが来た。


『今、美亜ちゃんも一緒?今、隣に隆介いるんだけど、連れて行こうか?』


そのメールを美亜に見せると、あんなに早く会いたいと行ってたのにモジモジと恥ずかしがり出した。


その様子がおかしくて、みんなで笑ってた。


あの服着てくれば良かった…とか

昨日マニキュア塗り替えれば良かった…とか。


髪を巻いてくれば良かった…と言いながら、休み時間にトイレへ直行した。



トイレから出てきた美亜は入学式の時のようなクルクルヘアーに変身してた。
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