胸キュンMonday ~甘く切ないすれ違いの恋~
その時、隆介の携帯が鳴った。
よく授業中も鳴る変な着信音…
「もしもし?……あぁ、悪ぃな。ありがとう。はいはい…」
隆介にしては、優しい口調で鈍感な俺でも女の影を感じた。
女は、勘が鋭いからなぁ…
案の定、美亜ちゃんの機嫌が悪くなっていた。
「もしかして…彼女?」
美亜ちゃんは、少し体を隆介から離した。
「はぁ?お前ばっかじゃねぇ?彼女いたら、彼女と飯食うっつうの。」
「ちょっとぉ、何よ。それ… ご飯食べる相手がいなかったからたまたま誘っただけみたいな言い方…」
確かに…さっきの隆介の発言は良くない。
俺は、話に入り込みすぎていて、トマトを切り過ぎた。
「あ~、面倒くせ… だから女は嫌なんだよ。ただのバイト仲間だよ…シフト表を俺ん家のポストに入れといたって言う電話。」
おぉ!!
隆介が言い訳してるぞ…
面白くなってきた。
やっぱ、誤解されたくないんだな。
「…家に来るんだ。家の中にも入れたりするの?」
美亜ちゃんの質問は、まるで長年付き合ってる彼女のような口調で…
思わず、洗い場にいるゆかりに手招きしてしまった。
「入れねぇよ… 家が近所だからだよ。もう…お前バカ… 鈴子はただの…」
あっちゃぁ…
隆介ピンチ!!
鈴子って…
呼び捨てはマズイんじゃないですか…
俺とゆかりは顔を見合わせる。
よく授業中も鳴る変な着信音…
「もしもし?……あぁ、悪ぃな。ありがとう。はいはい…」
隆介にしては、優しい口調で鈍感な俺でも女の影を感じた。
女は、勘が鋭いからなぁ…
案の定、美亜ちゃんの機嫌が悪くなっていた。
「もしかして…彼女?」
美亜ちゃんは、少し体を隆介から離した。
「はぁ?お前ばっかじゃねぇ?彼女いたら、彼女と飯食うっつうの。」
「ちょっとぉ、何よ。それ… ご飯食べる相手がいなかったからたまたま誘っただけみたいな言い方…」
確かに…さっきの隆介の発言は良くない。
俺は、話に入り込みすぎていて、トマトを切り過ぎた。
「あ~、面倒くせ… だから女は嫌なんだよ。ただのバイト仲間だよ…シフト表を俺ん家のポストに入れといたって言う電話。」
おぉ!!
隆介が言い訳してるぞ…
面白くなってきた。
やっぱ、誤解されたくないんだな。
「…家に来るんだ。家の中にも入れたりするの?」
美亜ちゃんの質問は、まるで長年付き合ってる彼女のような口調で…
思わず、洗い場にいるゆかりに手招きしてしまった。
「入れねぇよ… 家が近所だからだよ。もう…お前バカ… 鈴子はただの…」
あっちゃぁ…
隆介ピンチ!!
鈴子って…
呼び捨てはマズイんじゃないですか…
俺とゆかりは顔を見合わせる。