胸キュンMonday ~甘く切ないすれ違いの恋~

懐かしい教官室からの眺め。



「いつになったら落ち着くんだぁ?お前らは……」


先生は、大きなソファに座り腕組みをしてる。


「たっくん、泣いてんじゃねぇ?弱っちいからな。」


「先生、どうしたらいい?私、確かに野間さんに少しだけ惹かれたけど、好きじゃない。だけど、正直にキスしたこと…話したの。言わない方が良かったのかなぁ…」



「ぶっっっ!!!キス?野間とキス?マジかよぉ…」


直が話してると思ってた。


直は、さすがだね。



話していい内容と、話して欲しくない内容をちゃんと理解してくれてる。


「キスかぁ…………へこむなぁ。」


先生は、ちらっと直を見て…ため息をつく。



「直が他の誰かとキスなんかしたら…………我慢できねぇな。殴りに行くかもしんねぇよ。」


先生は、直の髪を撫でながら首を傾けて、直を見つめる。



ドキドキする…………



この二人は


やっぱりすごい。

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