胸キュンMonday ~甘く切ないすれ違いの恋~



白いTシャツに透けてる黒のブラが俺の下心をくすぐる。


そんなことも知らずに無邪気に俺に微笑むゆかり。


…好きだよ。


……本当に愛してるよ。




「草の上って気持ち良いね。」


ゆかりはゴロンと寝転がる。



「四つ葉ってないねぇ、ほんとに…」




…………キスをした。




寝転びながら、四つ葉を探すゆかりに……



驚いたように目を大きく開いたゆかりは、俺の頬を優しく両手で包む。



またキスをした。



「ゆかり、俺一生愛してる。」


「私もたっくんを永遠に愛してる……」




ミャア……


ミャォ……




聞き覚えのある鳴き声…



唇をくっつけたまま、ゆかりと俺は笑い合った。



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