★花よりスイーツ☆スイーツよりあなた★



「えみ、落ち着いて。一旦落ち着こう」



隣りで鈴が私の肩を押さえてる。



暴れブタになってました?私。



いつの間にか立ち上がってた私は、力なくイスに座った。



すると、その時…



「どうした?えみチャン。立ち上がって。
注文?」



パッと振り向くと、至近距離で少し屈んで笑顔を向ける高原さん!!



高原さんが来たのも分かんなかった…



あ…私、さっきどっか行っちゃってたもんね…はは…はは…。



「高原さんッ…!」



間が空いてから驚いた私を見て、高原さんはクスッと笑った。



あ…笑われたぁ…。



恥ずかしすぎる…。



「フッ…えみチャン、反応が面白いよ。」


「はは…。」



反応が…おもろい…。



喜んでいいのか、悪いのか。



曖昧な表情だ…今。たぶん。



そんな私と高原さんの様子を見ていた鈴達、5人はクスクス。



ものすごく恥ずかしい。




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