★花よりスイーツ☆スイーツよりあなた★



「拓さん、ヤバいよこれ!」


「だろ?さすがだな俺。」



拓さんの新作は予想以上。



褒めまくったら、超ご機嫌になってる拓さん。



すると、



「よし、気分いいから今日は特別!大吾!早めにあがってよし!」



いつも以上におっきい声で、店の奥にむかって叫ぶ拓さん。



「お、まじすか。」



ちょっと濡れた手で、腕まくりしながら、いつものキラキラ笑顔で現れた高原さん。


ヤバい…二の腕ムキムキ。



「ただし!暗くなりだしたから、えみチャンを送ってくこと!いいな?」



た、拓さん!?



何を言ってるんですかぁ!!



「分かってますって。女の子を1人帰らせられませんて。」



えぇ??高原さん??



「いやいや、私なら1人で帰れます!」



そんな…高原さんに送ってもらうなんて…滅相もない!!



慌てて断る私。



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