★花よりスイーツ☆スイーツよりあなた★
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「誰よ…許せない。」
「またこんなこと…されるなんてね…」
「えみ…。」
鈴が私の頭を撫でる。
いつの間にか、また涙が流れる。
いつから私、こんな泣き虫になったの?
「えみ、大丈夫だから。私がいるからね?」
「鈴っ…」
「ていうことで、今日は午前中はサボっちゃおう!」
「え、えぇ!?」
「さ、『すぃーと』へ行こー☆☆」
思いっきりがいい鈴に引っ張られ、こっそり学校を出た。
いつの間にか、私の涙は止まって、笑ってた。
鈴の元気パワーは、すごいな☆
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「こんにちわー☆」
「いらっしゃーい…っておい?」
「サボっちゃった☆」
「サボっちゃったって……はぁ?」
こんな時間から、きた私達をみて拓さんビックリ。
サボったなんて聞いたから、余計にビックリ。