★花よりスイーツ☆スイーツよりあなた★
「わぁーた②、今度美味しいって評判のいちごみるく買ってきてやるから。」
「まぢっ!?大好き兄貴!!」
「うっ!!つ、潰すな兄貴を…」
「おっと、ごめん②♪」
何だかんだで、仲良しなんですよ。
「あっ、こんなゆっくりしてちゃダメだった!」
鈴が待ってるっっ。
慌てて立ち上がった私と変わって、くつろぎ出したお兄ちゃん。
「てか、母さんは?」
「買い物。」
「ふーん。」
気の抜けた返事の兄貴を放っておき、着替えの為に、全力で二階のmyroomまで駆け上がった。
速攻で、TシャツとハーフのGパンに着替えて携帯を持って、また階段を駆け降りる。
あ!リビングに財布!
玄関からまたリビングへ戻って、ソファーの上で寝始めたお兄ちゃんをどかし、財布をとった。