★花よりスイーツ☆スイーツよりあなた★
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「高原さん…?」
「何?」
「いえ…何でも。。」
あれから、車に乗って家までの道のり…
何故か高原さんは口数が少なかった。
何て言うか…不機嫌な感じ。
何でだろう。。
私・・・何かしたかな・・・?
車内は沈黙のまま、しばらく高速道路を走っていた。
高速を降りて、私の家の近くになった頃…
黙っていた高原さんが、ふいに口を開いた。
「フゥ…、ごめん。」
「え…?高原さん?」
突然、高原さんはそう一言謝った。
何で高原さんが謝るんですか?
「どうして高原さんが…謝るんですか?
私が何か、嫌なこと…言っちゃ…」
「違うんだ、えみチャンのせいじゃなくて…その…」
高原さんは一瞬私の方へ向いた、でもすぐ、また前を見てしまった。
そして…
「そうだなぁ…やっぱりえみチャンのせいかな。えみチャンが悪い。」
そう言って高原さんはいぢわるな顔をした。
私は、その高原さんのいぢわるな笑顔にドキッとしながらも…何をしてしまったのか、首を傾げた。