★花よりスイーツ☆スイーツよりあなた★
~~~~~~~~~
「え?また先輩に会ったの?」
「うん…。コンビニでね。見た目もだけど、性格も変わってなかったよ。」
「そっか、相変わらずか。」
その夜、私と鈴は布団に潜ってそんな話をしていた。
「はぁ、何か今でも信じられないなぁ…。私が恋愛で悩んでるなんて。」
月明かりにうっすら照らされた天井を見つめながら、呟く。
「私嬉しいよ?えみとこうやって恋バナしたりできるの。」
「何か新鮮?ていうか、こんな私でも恋してるんだもんね。今更ながら。」
「女の子は恋する生き物なんだから。えみが恋するのだって、当然だよ~。」
鈴はいつだって私の励ましてくれる。
私をいつだって普通の女の子として接してくれる。
私は大好きな親友と、恋バナをしながら眠りについた。