★花よりスイーツ☆スイーツよりあなた★
~~~~~~~~~~~
「ふふふ…えみ♪♪」
「もう、鈴。ニヤケすぎ。」
午後の授業が終わり、ホームルームも終わって…帰る準備をしてるときだった。
鈴が可愛い顔がもったいないくらい…
ニヤケてる。
「ふふふ、えみ…高原さんに会えるのそんなに嬉しい?」
「へっ??な、何で?」
「だって、さっきから鼻歌歌ってるし!」
「うそ!?」
もしかして…無意識のうちに私…
鼻歌歌ったり…顔、ニヤケてた…?
「うん♪」
恥ずかし!!
た、確かに朝からずっと、高原さんに会えるのが嬉しくてはたまらなかったのは事実だけど。
「ほら、愛しの高原さんが待ってるよ♪早く行こっ♪」
「鈴、待って~。」
何故かはりきってる鈴に引っ張られながら、教室を出た。