★花よりｽｲｰﾂ☆ｽｲｰﾂよりあなた★

え？




あれ…？




聞き間違いかな…。




いま高原さん…




私のこと、独り占めしてもいいかな？とか言わなかった？？





これって、現実？夢？




気のせい？




あれ、なんかよく分かんなくなってきた。




「…駄目、かな？」




―――――――ずきゅん。




私の顔を覗き込んだ整った綺麗な顔。



子犬のように潤んだ瞳。



フワッと香る砂糖のように甘い香り。




夢……………………じゃない。



夢じゃない夢じゃない夢じゃない夢じゃない夢じゃない夢じゃない…




ええ～～～～～～～～～～～～？？？



ちょっと待ってぇ～～～～～～～？？？



え、え、え、それって、それって、



高原さんと…私…



りょ、両想い！！！？？？



しばらくの間、私は完全にショートしていた。