★花よりスイーツ☆スイーツよりあなた★



すると、高原さんはククッと笑うと…



「えみチャン、分かってる?」


「え?何をですか?」


「えみチャンが俺を好きで、俺がえみチャンを好きってことは?」


「…ってことは?」


「フッ、両想いだろ?」


「ぁ…!!……///////。」



やばい。



肝心な所でバカだよ私。



そうなんだ…そうなんだ…!!!



私と高原さん…両想いだよぉお!!



一気にカァーッと熱くなった…



真っ赤になった私の顔。思わず俯く。



でも、いつも優しい高原さんは何故か今に限っていじわるで…



―――――――ぐいっ



高原さんは大きな手で、私のほっぺたを両手でそっと挟むと俯いた顔を上に向けさせた。



ひ、ひゃぁ~~~~~~~~///////



顔近ッ…!!



固定された目線がいくのはもちろん、キュン死にしそうなくらい甘い笑顔なわけで…。



もうとけてしまうよ私。



とけてしまう寸前の私に、高原さんはもっと追い討ちをかける。




< 328 / 332 >

この作品をシェア

pagetop