★花よりスイーツ☆スイーツよりあなた★
すると、高原さんはククッと笑うと…
「えみチャン、分かってる?」
「え?何をですか?」
「えみチャンが俺を好きで、俺がえみチャンを好きってことは?」
「…ってことは?」
「フッ、両想いだろ?」
「ぁ…!!……///////。」
やばい。
肝心な所でバカだよ私。
そうなんだ…そうなんだ…!!!
私と高原さん…両想いだよぉお!!
一気にカァーッと熱くなった…
真っ赤になった私の顔。思わず俯く。
でも、いつも優しい高原さんは何故か今に限っていじわるで…
―――――――ぐいっ
高原さんは大きな手で、私のほっぺたを両手でそっと挟むと俯いた顔を上に向けさせた。
ひ、ひゃぁ~~~~~~~~///////
顔近ッ…!!
固定された目線がいくのはもちろん、キュン死にしそうなくらい甘い笑顔なわけで…。
もうとけてしまうよ私。
とけてしまう寸前の私に、高原さんはもっと追い討ちをかける。