★花よりスイーツ☆スイーツよりあなた★
「こんなところにいた!すごいなぁ、ここ。」
「高原さん。」
たくさんのひまわりを見渡しながら、私のところへきた高原さん。
こんなたくさんのひまわりに囲まれて、高原さんと私。
2人だけの空間みたいで、何だか嬉しくなった。
ドキドキした。
「ほんとにありがとう、えみチャン。えみチャンのおかげで、いい新作ができそうだよ」
ちょっと目を細めた。
高原さんの後ろにある太陽のせい。
ううん、眩しすぎる高原さんの笑った顔のせい。
キュンと胸がときめく。
「違います。高原さんの、美味しいスイーツを作ろうっていう気持ちがおっきいですよ。」
私が正直にそう言うと、ちょっとテレてほっぺたを指でポリポリとかく高原さん。
年上で大人の高原さんに、変かもしれないけど…可愛い。
テレた仕草に、キュンとする。