【短編】MILKY.






それより…偽物が来るとでも思っていたのだろうか。


そんな女の子に、母親はこれまた小声で「本物の姫川君だよ。」と、言っていた。






「歩君、歩君。」

沢末さんが呼ぶ。



「え?あ…はい。何でしょう?」

「せっかくだから、話しておいで^^」


「あ…はい……」



俺は、名前も知らぬ女の子と話してみることにした。



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