【短編】MILKY.
そして、喜美は小さな小さなメッセージと、熊さんクッキーと、俺を置いて、一人天空へと白い翼を羽ばたかせながら、旅立ってしまったのだ。
━━[10年後]
「はい、カット〜!!」
「歩くん、今回も良かったよ〜^^歩くんは、輝かしいアイドルだなっ!!!!」
「アハハ^^そんなこと無いですよ、監督ッ。」
「いやいや、天才アイドルと言っても過言ではない。っていうか…それは、何だい?古びた紙…みたいだが。」
「え?あぁ、コレですか?」
「そうそう、手に握っているその紙だよ…」
「これは……"俺の人生を変えたもの"ですかね?^^」
END..☆
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