なんでやねん!


「ま、いいやん。光が誉めてたって、分かった事やし。」


「はい…すいません。私最悪ーーー!」


再びベットに倒れこむ私。


「大丈夫やって。知らないままなら最悪やけど、もう知ったんやから。じゃあ私を光やと思って、今改めて聞いたら良いわ。」


私は茜さんの方に、顔を向きなおした。


「『七海ちゃん、キレイやね。ほんと七海ちゃんキレイ。…キレイやわぁ。』」


そ…


「そんな事、言ってくれてたんですかー!?」


めっちゃ誉めてくれてるやん!


「そうやで!しかもめっちゃ笑顔で!ほら、光のキラキラスマイル想像して!」


想像してみる。


うわーーー!めっちゃ私、失礼なやつ!!


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