なんでやねん!
七海も私も、営業部。


席も近くて、とても仲が良い。


「橘さん、今日は髪を巻いてるんですね?お綺麗ですよ。」

いつもの様に、七海が私を褒めちぎる。


「そーおー?」

褒められたので、つい甘えた声になる。

「私、これ以上美しくなってもたら、どないしよ♪あっはぁ〜ん。」


思わず、七海の褒め言葉と、自分の美貌に酔い痴れてしまう。


< 12 / 201 >

この作品をシェア

pagetop