なんでやねん!


*******


残り時間30分。


後は自分のお土産を見に行くだけ。


勇輝さん達は、まだ見てるかなぁ?


「お、いた。イ…七海。」


後ろから、勇輝さんの声。


振り向くと、勇輝さんが駆け足で近づいて来るトコロだった。


「俺もう買ったけど、七海は?」


「私は後、自分の分だけです。」


「じゃあ、一緒に見たるから、早く終わらせて、コーヒー付き合え。」


そう言って、頭を軽く


 ポンポン


と、2度たたかれた。


「良いですね!」


私は元気良く返事をした。


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