なんでやねん!


え?私どれだけ飲んだの?


ええっと…覚えてない。


「私、そんなに飲んでました?」


「そっか、心ここにあらずやったもんね。えらい飲むのに、いつもみたいに酔わないから、おかしいと思ってん。」


たしかにあの時は、頭がぐしゃぐしゃやったから。


勇輝さんが茜さんにコクったと思ってたし、光さんにはコクられるし。


ん?光さんに…?


「あ!!」


思わず大声を出してしまった。


「どしたん?」


勇輝さんと茜さんとの事は解決したけど、光さんにコクられたまま、返事してない。


と言うか、「好き」と言われたけど、「付き合って」と言われてないから、返事する必要が無かったと言うか…。


「あの…ちょっとご相談が…。」


私は茜さんに打ち明けた。


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