なんでやねん!


「プハー。お姉さん。私にも生をもう1杯お願いします。」


「イクラ、良い飲みっぷり。」


そう言った勇輝さんの手が、私の頭を撫でる。


どきっ


そして




髪の毛をひっぱる。


「痛たた。痛いです。」


そう言うと、笑いながら手を離してくれた。


…ちょっと嬉しい。
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