すき、好き、もっとスキ。



部屋に戻り、ベッドへと勢いよくダイブすると時計は既に12時を回っていた。


はぁー……、あたし、何してんだろー。


ジワッと浮かんだ涙をシーツへと擦り付けた。


璃久……会いたいよ。


こんな時、あんな事があったのにも関わらず
浮かんでくるのは璃久の顔で。

本当に、

あたしは璃久がすきで、好きで、大スキで仕方ないんだって、思い知らされる。


付き合って何年も経つのに、この一方通行の想いは何にも変わらなくて。

いつまで経っても、あたしの方が璃久を好きで。

あたしの想いは止まることがなくて。



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