5分間の愛撫【超短編】
★
ほんの数ヶ月で。
仕事の愚痴も。
嫁への不満も。
彼女には仲の良い連れに話す以上に、何だかんだと話した。
そしてそんな俺の話を聞いて、彼女はフフっと笑うんだ。
「あたしがフリーならね」
退屈な毎日の中の、ほんの少しの癒し。
幸せな妄想ってやつ?
でも、あと少し早く出逢っていたなら…
そう真剣に考えるようになってしまった俺は、嫁や子供、そして彼女の夫になる男に、やっぱり許されないのだろうか。
それでもお互いに、スレスレのところで理性を保ちながら。
今日の今日まで、そんな気持ちを口に出せずにいたのに。
どちらが誘ったんだか、俺は今シャワーを浴びながら、彼女を抱こうとしている。
仕事の愚痴も。
嫁への不満も。
彼女には仲の良い連れに話す以上に、何だかんだと話した。
そしてそんな俺の話を聞いて、彼女はフフっと笑うんだ。
「あたしがフリーならね」
退屈な毎日の中の、ほんの少しの癒し。
幸せな妄想ってやつ?
でも、あと少し早く出逢っていたなら…
そう真剣に考えるようになってしまった俺は、嫁や子供、そして彼女の夫になる男に、やっぱり許されないのだろうか。
それでもお互いに、スレスレのところで理性を保ちながら。
今日の今日まで、そんな気持ちを口に出せずにいたのに。
どちらが誘ったんだか、俺は今シャワーを浴びながら、彼女を抱こうとしている。