今あなたに逢いたくて…


それから30分位経っただろうか…時計を見ると2時になろうとしていた。




俺は真琴を身体から離し、「おい真琴もう2時だぞほら…急いで帰んないと。送るから…行くぞ」と言って真琴を立たせた。



外に出ると夕方の雨が嘘のような綺麗な月夜だった。二人小走りに駆けている時、真琴の横顔が月明かりに照らされ…この世のものとは思えない…天使の顔に見えた。





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