今あなたに逢いたくて…
洗濯物を干しながら真琴はまた…気になるようなことを言って…俺を悩ませる。
「あ…そう…さっきね…コインランドリー出たとこで…結衣に逢っちゃった。」
「ん…」
「ほら…アタシが学校辞めてすぐ位の時…3人で焼肉食べに行ったじゃん…高校ん時の友達で一緒に野球部のマネージャーやってた子だよ」
「あー…あの子か…あの子が」
「久しぶりに逢って…昔の話で盛り上がっちゃって…アタシの元カレ…大学の推薦…落ちたって…ざまあみろって感じだよね…アタシをふったりすっからだよ」
「そんなこと言うもんじゃないだろ…」
真琴は相変わらず…天真爛漫というか…口が悪いというか…明るく話していた。