今あなたに逢いたくて…

擦れ違い…家出



その日…結局俺は風俗のことを言い出すことはできなかった。




しかし…それからも…真琴の帰りはさらに遅くなるばかりで…深夜の3時をまわることは珍しくなくなっていった。




俺は昼間の仕事と…夜の仕事も…遅くとも11時には終わっていたから…





部屋で真琴の帰りを待つこともあったが…年齢と身体的な衰えには勝てず…擦れ違いの生活が続いた…そんな3月の夜…






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