今あなたに逢いたくて…
「ああ…」
「どうしたのめちゃめちゃ酔っ払っちゃって…そんなマア…初めて見た。」
「………」
俺が返事もせずにテーブルの横の椅子に座ると…心配そうに真琴が俺を見て…
「ちょうどできたから…一緒に食べよ」
と言って目玉焼きとベーコンとサラダを俺の前に並べた。
その皿を見つめていると…また昨夜の姫芽の姿が浮かんでくる。
真琴が心配そうに俺を見て…また台所へ戻り…ご飯をつごうとした時…
ーーガシャーン
俺は感情のぶつけ場所が解らないで…真琴が作ってくれた料理をテーブルから払い除けてしまっていた。