今あなたに逢いたくて…


ーーマア…




ーーどうしたの…





真琴は床に散らばった料理を片付け始めた。





「ごめん…食べたくないよね…」





「気がきかなくてごめん…」





真琴が皿と料理を流しに置いた時…真樹が重い口を開いた。






「真琴…」



「ん……何」




と真琴は涙を拭いながら振り向く。





< 95 / 148 >

この作品をシェア

pagetop