夢の続き~天国へのloveletter~(実話)
『いい家族だね』


プチ宴会も終わり卓也の部屋にいた


『あんな笑った親父久しぶり見たわ!やっぱり麗奈の力はすげぇな』


卓也の顔は本当に幸せそうだった



そしていつものように


卓也は優しく麗奈を抱っこして


愛撫しながら麗奈を求めた



何度も何度も体位を変えながら二人は感じあった


『麗奈…愛してる』


『卓也…愛してる』


お互い愛を確かめ合いながら


卓也が麗奈の上で激しく揺れた


『卓也…もう…ダメ…あっ…ん』


麗奈はベッドのシーツを力いっぱい握りしめ卓也の愛にこたえた



『麗奈…俺もダメだ』



この日だけ避妊をしなかった


卓也の温もりが直接伝わった



この先避妊をしなかったのはあの日だけだった


「麗奈との赤ちゃん早く欲しいけど俺がちゃんと一人前の男になってからじゃねぇと麗奈や赤ちゃんに苦労させることになるからな…麗奈を大切にしたいからな」


って言って毎回避妊をしていたのに…




どうしてあの日だけだったから分からない



でもきっと



卓也の中で何かが変わろうしていたんだろうね



夢へのスタートラインにあたし達二人は立ったのだから…





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