夢の続き～天国へのloveletter～(実話)

『うわぁ〜凄い車…』


ナンパスポットの噂は聞いてたものの初めて見た光景に驚いた


男が断然多いと予想していたが女の子の車も以外と多かった


『えっ〜！あたし〜可愛くないしぃ〜』


ナンパされて浮かれてるアホっぽい女の声があちらこちらから聞こえた



『里沙帰るよ！警察も出てるし、こんな所で出会いなんか嫌じゃん！もう気が済んだでしょ？』


里沙は全く聞いてなかった


ちょっと車を止めると油断するまもなく男達の車が横付けしてきた


里沙の車はいかにも女の子って感じの車だったので男達にとっては 狙いやすかったのだろう


『こんばんわ！君らどっから来たの？何人？今から俺らとカラオケ行こうよ』


１台のセダン系の車があたし達に近づき話しかけてきた


『あんたら何歳？あたしら２人だけど』


『…ちょ…と！！里沙！！何話してんのよ！！』


笑顔で男達の会話にのろうとする里沙にちょっとキレ気味だった



ナンパで出会いなんて有り得ない



麗奈は呆れながら煙草に火をつけた


『あら…助手席の可愛い子ちゃんはクールだね！一緒に俺らと話そうよ』



うざい……



ナンパする奴って最低


彼女もちとかざらにいるとか聞くし


ついて行く女も女だと思っていた