夢の続き~天国へのloveletter~(実話)
卓也は本当に優しかった


あたしの為に毎日お仕事頑張ってくれた


お弁当を苦手なトマト以外は残す事は無かった


仕事の休憩中は必ずメールをくれた


仕事終わると真っ先に帰ってきてくれた


あたしが疲れてる時は、いつもホワイトチョコレートを袋いっぱい買ってきてくれた


あたしが夜勤の時、料理が全く出来ない卓也が夜食を作ってきてくれた時もあった

慣れない手で握った、とても三角形には見えない塩辛いおにぎりと焦げた卵焼きは、どんな高価な食べ物より美味しかった


あたしが体調悪い時は眠らずに看病してくれた

生理の時なんか、機嫌悪い、あたしに何も言わず一晩中お腹さすってくれた


ちょっと髪型を変えたり、いつもと違う服を着た時もあたしの変化にすぐ気付いていたね


お互い信用していたからお互いの携帯を探ることも無かったね

見るとしたら卓也があたしの寝顔とか変な顔を隠し撮りしていたから、こっそり消去するくらいだった



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