気づけば、あなたが
杏は ひとまず
自分のクラスの教室へ向かった。




二階へ上がり

長い廊下の片側に
各教室がある。




五組・・・・・・



教室の戸を開ける。



条件反射のように
先に来ている生徒達が 一斉にこちらを見る。




杏はひるむことなく中へと入っていく。




この教室・・・!!



なんて見晴らしが
いいんだろう



やっぱり
この高校を選んで良かったと・・・



まだ席も決まっていないので
とりあえず 窓側の席に着いた。



見知らぬ顔に
いつ 馴れていくのだろうか・・・?
< 105 / 145 >

この作品をシェア

pagetop