7日目の恋
「桜井…さっき佐々木と何してた…?」
沈黙を破ったのは中山先生だった。
私は重い口を開く。
「な…何って…」
又…沈黙がはしる。
「いけないなぁ…校内であんな事しちゃ…」
み…見られてた???
「罰を与えなきゃ…な?」
そう言って、先生は私に近づいてくる。
ドサッッ――
???
「あ…の~?」
「これ全部終わらせたら帰ってよし!!お前、一応受験生だぞ~!はいっさっさとやる!」
中山先生はそう言って大量のプリントを私の前に置いた。
……
目の前に置かれた大量のプリント…
帰るの…遅くなりそうだなあ…
それにしても…
先生…何かしてくるのかと思った。
私は
竜とさっきしてたのが日常茶飯事だから…そーゆうのも慣れてきていた。
だから…今日もそれで呼び出されたと思った。
カリカリカリ――
部屋には、
私のシャーペンで書く音だけが響いている。