7日目の恋
「お前…いつから…そんなんになったんだよ!!いつから……」
「……」
「お前は一人でも大丈夫なんじゃねーの?何…周り気にしてんだよ…それにさ…俺を誰だと思ってんだよ…」
俺は少し笑ってみせた
「お前の幼なじみなんだぜ?!恵美子を一人にするかよ…もし周りの奴らのイジメられたら、そいつらボコボコにしてやるし…」
恵美子の目から涙が流れるのがわかった
「ボコボコ…は駄目…でしょ?……」
恵美子の顔がボヤけて見える。
俺の目から…いつの間にか涙が出てた
俺は…幼なじみの恵美子の…
妹みたいだと思っていた恵美子の…事
気づいてやれなかった…
一番そばにいたのに…
気づいてやれなかった。