7日目の恋
チャイム
キーンコーンカーンコーン―……
私の耳には小さなチャイムの音が聞こえた。
それと同時に先生の話も終わった……
「始まりのチャイムだし…戻る?」
「………」
あまりの事に頭が回らない………
声が出ない…
私………………
思い出した。
陽君の事……
なんで忘れてたんだろう……
私が小学校4年生の時だ…
桐谷陽……
いつも私の家に来てた人……
温かい笑顔の人………
私が………
大好きだった人………