永遠の眠り
今日は飯はなしか………
レミはうれしそうに俺の前を歩く、俺はレミの後ろを歩く。
「今日は満月だね、綺麗だね」
レミは立ち止まり、言った。
俺は空を見上げた。雲一つない空に満月がでてる。
「本当だな」
「こうして2人でいると、思い出すね」レミは懐かしそうに俺を見て言った。
「何をだ?」
何のことかさっぱりわからない。
「ドルと初めて出会った日、10年も経ったら忘れちゃうね」
レミは悲しそうに笑い言った。
「覚えてるよ」
あの夜はロンがいなくなった夜だ。
「私、まだ7歳だったもんね。ママに読んでもらった絵本の主人公が、月までいって月の欠片持って帰って、みんなにあげてるお話だってね、月の欠片が欲しくなって、夜中にこっそり家出て、あの丘にいって、満月に飛びうつろーとして、川に落ちちゃってドルが助けてくれたんだよね」
レミはうれしそうに俺の前を歩く、俺はレミの後ろを歩く。
「今日は満月だね、綺麗だね」
レミは立ち止まり、言った。
俺は空を見上げた。雲一つない空に満月がでてる。
「本当だな」
「こうして2人でいると、思い出すね」レミは懐かしそうに俺を見て言った。
「何をだ?」
何のことかさっぱりわからない。
「ドルと初めて出会った日、10年も経ったら忘れちゃうね」
レミは悲しそうに笑い言った。
「覚えてるよ」
あの夜はロンがいなくなった夜だ。
「私、まだ7歳だったもんね。ママに読んでもらった絵本の主人公が、月までいって月の欠片持って帰って、みんなにあげてるお話だってね、月の欠片が欲しくなって、夜中にこっそり家出て、あの丘にいって、満月に飛びうつろーとして、川に落ちちゃってドルが助けてくれたんだよね」