ヴァンパイアの花嫁 番外編①
「ティナ様、ご主人様はご無事です ただ今お声をいただきました」


アメリアがティナの肩に手を置く。


「ほん・・とう・・に?」


「はい すぐに出ると言っておりました」


普段表情を変えないアメリアでさえもうれしさに口元を緩ませている。


「良かった・・・・」


涙でみんなの顔がぼやけてしまう。





「ティナ!」


愛しいレオンの声が聞こえティナは立ち上がった。


涙を手の甲で拭いキョロキョロと見る。


木の陰にレオンが立っていた。


「レオンっ!」


ティナは嬉しさにレオンの元へ駆け出した。




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