見えない僕
そうだ!!
梨紗に電話しなきゃ!!
『もしもし、』
「もしもし、梨紗!?」
『隆介!!どうしたのー??』
「んー、なんとなく電話してみたよ。明日10時に駅行くから。」
『わかった。明日ね。』
「ばぃばぃ。。。」
『うん!ばいちゃ。』
なんか別れを告げたら、もう一生会えなくなるような気がした。
これが最後の電話になるかもしれない。
……そんなわけないか。
手に持ったケータイをポケットにしまい込んだ。