Blkack or White



「とっ…跳んだぁ!?」

「隊長さん、また会わない事を祈るねー!!」



呑気に笑いながら手を降るレンを見て呆然とする男達

少ししてハッと我にかえると、隊長は急いで隊員達を怒鳴りつけた



「バカモン!!何をほうけているんだお前達!!」

「「「ハッ…し、失礼しましたっ!!」」」

「捕らえろぉぉお!!」

「「「ハッ!!」」」



レンを捕らえようと走り出す隊員達
…が、すでにレンの姿はなく…



「「「逃がしましたっ!!」」」

「バカどもがぁああ!!」



…隊長に大声で怒鳴られた







――――――………


一方、逃げ切ったレンは…




「あの隊長サン達、面白かったなー…」


なんと、警察本庁のビルの屋上にいた

しかしそこには誰もいなかったため、未だ見つかっていない



「ふー…流石にちょい疲れたや」



レンはその場にゴロンと寝転がり、目をつぶる

…そして






「…zzZ…」






…自分の敵の本拠地で、堂々と寝始めてしまった…




 
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