smile
『ったく…素直じゃないんだからぁ!!』
『はぁ!?意味わかんねぇ』
『…ん~…こっちもね』
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「何なのよーッ!!」
何で私があそこまで言われなきゃいけない訳!?
マジ(怒)
意味わかんねぇーッ!!
「あ゛ーッ!!ムカつく!…帰ろッ!!!」
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『あれ…?愛羅は?』
と優奈…。
『ん~和輝と喧嘩して飛び出しちゃった!』
『嘘ッ!!』
『本当~』
『…。ドラマみたい!!』
【そっちかよ!?】
『まぁ元はと言えば和輝が悪いんだけどねぇ~』
『はぁ!?俺悪くねぇから!!!』
『自覚しろよ…』
と呟いた桃美だった。
『愛羅~大丈夫かなぁ?』
【今更かよッ!?】
『今頃家で寝てる~きっと寝言言いながら~』
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『Ζzz…Ζzz……ふ…ざける…なょ……Ζzz…』
桃美の言った通り、、、寝言を言いながらぐっすり寝てる愛羅でした!
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翌日…
結局朝まで爆睡してた私。
【どんだけ眠かったんだよ!?】
…あぁ~…
学校行きたくな~い…。
和輝に会いたくないし~
……。
どぉせ、和輝なんて反省してないんだろうし…また、今日もなんか言われるに違いない…。
「や~めたッ!!」
と部屋で叫んだ私。
すると下から…
『愛羅ーッ!!早くしなさーい!遅刻するよ!!』
と我が母上の声…。
「風邪ひいたーッ!!頭痛ーい!吐き気するー!あ…そう言えばお腹痛いかも~!熱あるし~!ヤバ~い!!!死ぬかも~!!」
と下に居るお母さんに向かって叫んだ。
バレる嘘…。
私は悪い子だぁ(笑)
自覚あり!!
『嘘ばっかついて…』
とお母さん。
「すいませんねぇ~」
と呟いた私。
『誰に似たのよ!!』
「さぁねぇ~」
『困った子ね…』
と呟いたお母さんだった。