smile
テスト
私は先生にバレない事を良い事に授業中、ほとんど寝てる。

すると…
『起きろッ!オイ!』

すると…固い物を投げられ…見事に命中。


「イッタッ!」
と叫び起きて席を立ってしまい私はみんなに注目された……。


すると…

『オイ!どうした横山?』
と平岩先生。
「…いえ……」

『そうか。早く座れ!』

「…はぃ…」


うわーッ!
恥ずかしッ!

最悪……。



『クスクス…』

イラッ!


隣の席でクスクス笑ってるのは、中学の時に一緒だった奴。
一之瀬和輝(イチノセ カズキ)



ウザいッ!
ムカつく!ムカつく!ムカつく!ムカつく!ムカつく!ムカつく!ムカつくーッ!

『明日テストだからなッ!よく、確認しとけよ!』


はぁ?!
明日、て…て…
テストーッ?!


うっそぉん…
有り得ないんですけど…?

そして、授業が終わり…。
『愛羅ッ!どーせ解んないでしょ?ほら!!』
はぃ…どーせわかりませんッ!
「ありがと~(泣)」



よし!さ・て・とッ!


「ちょっと!和輝~」
『ぁん?』

と、とぼけた顔をする和輝。
「何が、ぁん?よ!恥かいたじゃないッ!!!」

すると…和輝は、

『おめぇ~がわりぃんだろ~がッ!』

……ッ!

「た…確かに授業中に寝てた私が悪いけど…物投げる方だって悪いでしょ~がッ!」

『起きろって言っても起きないからだろッ!』

……。

『はいッ♪愛羅の負けぇ~!!』

「桃美ッ!」

『授業中に寝てた愛羅が悪いでしょ?』

すると…和輝は、
『ざまぁみろッ!』

と言って教室を出て行った。

ムカつくーッ!

『落ち着きましょ~ねぇ~愛羅ちゃん♪』
…桃美ぃ~…
「だって~ムカつくじゃんッ!」
『はいはい!』
と軽く流した桃美。
そして、桃美も教室を出て行った。



ひどっ!

そして、私は桃美に向かって叫んだ。
「親友やめてやるーッ!」
しかし…
桃美は振り返る事なく、そのまま歩きながら…言った。
『じゃあ、ノート返してねぇ~♪』

……ッ。

「やっぱり、今の取り消しーッ!」



翌日…。


< 4 / 24 >

この作品をシェア

pagetop