smile
夜更かしして頑張って勉強したが全ッ然頭に入ってない。

『愛羅、今日テストだよ?』
「ん…夜更かしまでして頑張ったけど…全然…」

『頭中入ってないんだ…?』

私は静かに頷いた。


『アハハッ!まぁ頑張れッ!』

人事みたいに言いやがって……
まぁ、人事だけど……?。

「ねぇ~」
と私が桃美に言った時…

『カンニングはムリだからッ!』と桃美…。
「…ッ」

『何年付き合ってると思ってるの?愛羅の言いそうな事なんて、すぐ!解るよッ!』



「ですよねぇ~」
と引きつる笑顔…。



はぁ~…
ヤバいよ…。絶対呼び出しだぁ~…。

すると…

『ブザマだ。』
と和輝。


イラッ!


「…悪い?ブザマでッ!」

『今のうちだなぁ!楽しく居られんのは!!』

「ーーッ!」



ウザいッ!
めっちゃウザいッ!

あぁ~ヤバい!
燃えそ~…。


その時…

『はいッ!じゃあ、テスト始めるぞ~』
と先生。


うぅ~
来ちゃったよ~(泣)


そして、、、

『始めッ!』
と先生の声で始まったテスト…。






な…何これ~ッ!

全ッ然わかんない。

ヤバいよぉーッ!

チラッ…


!!!
凄ッ!
隣の和輝はスラスラと書いている。


なんか…無性にムカつくんですけど…?



あぁ~ッ!
…わかんない。


神様、仏様、大仏様…
私を助けて~~ッ!


……。


テストが終わった。


『愛羅、どーだった?』
と桃美。

「死んだ…。もぉ~ムリ。サヨナラ…。」
と言って顔を伏せた。

『大丈夫だって!』
「君はね…」
『ンもぉ~情けない…。』

もぉ~どーにでもなれッ!

とヤケクソ状態の私。


『呼び出し決定~』
とからかう和輝。


「黙れ」

『まっ。なるようになるって!』

調子づきやがってッ!




ざげんじゃねぇーッ!!!
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