1Rの彼女
そして、俺を全く男として意識していない。


この前、片付けを終えて風呂に入り、ベッドでごろごろしながら、テレビを見ていた。

「肩、凝ったなぁ~。」

なんて言ったら、いきなり結子さんがベッドの上に乗っかってきた。


ちなみにチャンネル決定権は結子さんに譲渡したが、ベッドだけは譲らなかった。
この家で唯一の俺だけの場所。


「タク、マッサージしてあげるよ!!」


有無も言わさず、俺をうつ伏せにする。

「ちょ、ちょっと、結子さん?」

「アタシ、マッサージ屋さんでバイトしてるから上手だよ♪リピーターの人も多いし。指名ナンバー1だよ。」


…それって、結子さん目当てじゃないんろうか?

うつ伏せにされるまではよかった。
次の瞬間…。




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