1Rの彼女
想像してしまう。
あのお隣さんが、あんな声だすなんて…。

1人テンパる俺に対し、なおも聞き耳たてる結子さん。


聞き耳たてられてるとも知らず、お隣さんはエッチ続行。


『あ…あんっ。もうっ…我慢できない…指じゃ…イヤぁ…』

『何がいいの?ちゃんと言わなきゃ分かんないよ。』

『イジワルっ…』

『じゃあダメ。』

『お願いっ…早く…射れてっ…』



想像の限界がきそうだった。
そんな時、突然。

「いつまでじらしてんのよ!!お願いしてんだから、さっさと射れてあげればいいじゃん!!」

一発壁を叩き、隣に向かって騒ぐ結子さん。
今までの悶々が吹っ飛ぶ俺。
目がテンになる。


「ゆ、結子さん。壁薄いから聞こえますよ!!」

思わず小声になってしまった。
今ので、聞き耳たててたのバレたんじゃないか?







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