1Rの彼女
あの日の俺は、いつもの俺じゃなかった…。




家に着いたのは、深夜をまわる頃だった。


店はいつも以上に、お客さんでいっぱいだった。
バイトが長引いてしまった。

バイトがあと10分で終わるという時、遅番の女の子から熱を出してしまいバイトを休みたいという連絡があった。


急遽、俺が続けて入ることになった。


連日のバイトで、疲れていたせいもあったからか…?


熱出たんなら、もっと早く連絡しろよ。
こんなことで、イラつく俺じゃないのに。


いつになくむしゃくしゃ、イライラしていた。


そんなんで働いていたから、ミスは連発。

オーダーは間違えるし、食器は割るし…。



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