君の隣にいたい...
『翔也~!』
圭吾があわてて言う。
「なに?」
あれから3日がたった今。
俺はちょっとだけまだ辛い
けどがんばってる。
『俺おっけーもらった』
「はぁ?」
『沙代と付き合うことなった』
「まじかよ~!」
俺は椅子からたちあがった。

驚いてる俺。
すごく。
嬉しい。
って気持ちも
たくさんあった。

俺の心友だから。

「圭吾おめでと」
『さんきゅ~』
そういって圭吾が俺に
抱きつく。

『翔也…』
「んっ?」
『お前もがんばれよ』
「あっ。うん。」

俺は話していなかった。
百合と付き合ってる事。
言いたくなかった。
言いたいけど、
言えなかった。
心友なのに。

俺ってなさけないな。

なんでこんなに恋が
下手なのだろうか。
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