君の隣にいたい...
『あやまんないで。』
「うん。」
『うち翔也に振られたけど諦めない。』
「………………」
『待ってるから。ずっと、大好きだから。苦しくなったらいつでもうちにいいなよ。翔也が望むなら、うち何でもする。』

言葉の返し方が分からない。
『ごめんね。うちもう帰る。』
そういって百合はゆっくり
この場から離れていく。
俺は追いかける。
「百合っ」
『なに?』
泣いてる顔を拭きながら答えた百合。
「ありがとな…。」
『ばーか。そんなに優しくなんないでよ。』
「あはは。俺ってそんなに優しい?」
『顔は恐いけど優しいよ。』
「さんきゅ!ってか俺顔怖いの?」
『怖いけど超かっこいい』
「俺こんなこと初めて言われた。」
『うちもこんな事初めて言った』
「まじで?」
『あたりまえじゃん』
「だよねぇ」笑
『うん』笑

たくさん話した。
百合ありがとう。
俺でも麻凛が好きだから。
がんばる。
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