危険な同居人!?
第9章*小さな幸せ
不思議*優雅
今日は彩香と会う日。
女みたいに服を悩んだ今日。
「ま、いいだろ」
ぽっけに手を突っ込んで
待ち合わせ場所に向かう。
するとメールが来た。
Re優雅へ
ついに待ちに待ったデートだね、
いつもみたいにすぐ襲うなよ?
嫌われちゃうから。
じゃ優雅の初恋の相手によろしく、
空
「・・・チッ」
言うんじゃなかった・・・
でも確かに何でだ?
俺ならすぐやってもおかしくない・・・
綾乃といい彩香といい・・・
俺がおかしいのか?
「優雅さんっ!」
考えているうちに着いた。
向こうには可愛らしい
春っぽいワンピースを着た少女。
彩香だ。
「お前・・・」
「?」
「中学生みてぇ笑」
「なっ!」
でも間違ってない。
きっとこれはすっぴんだ。
高校生には見えない。
「わりぃ笑、じゃ行くぞ」
そう言って一応俺なりに遠慮して
手をつながずに歩いた。
俺の足が止まる。
彩香が俺の服のすそを掴んだ。
「・・・あ?」
顔が赤くなるのを抑えた。
「つ・・・なぃ・・か?」
外の音にかき消されそうな声。
でも俺には聞こえた。
女みたいに服を悩んだ今日。
「ま、いいだろ」
ぽっけに手を突っ込んで
待ち合わせ場所に向かう。
するとメールが来た。
Re優雅へ
ついに待ちに待ったデートだね、
いつもみたいにすぐ襲うなよ?
嫌われちゃうから。
じゃ優雅の初恋の相手によろしく、
空
「・・・チッ」
言うんじゃなかった・・・
でも確かに何でだ?
俺ならすぐやってもおかしくない・・・
綾乃といい彩香といい・・・
俺がおかしいのか?
「優雅さんっ!」
考えているうちに着いた。
向こうには可愛らしい
春っぽいワンピースを着た少女。
彩香だ。
「お前・・・」
「?」
「中学生みてぇ笑」
「なっ!」
でも間違ってない。
きっとこれはすっぴんだ。
高校生には見えない。
「わりぃ笑、じゃ行くぞ」
そう言って一応俺なりに遠慮して
手をつながずに歩いた。
俺の足が止まる。
彩香が俺の服のすそを掴んだ。
「・・・あ?」
顔が赤くなるのを抑えた。
「つ・・・なぃ・・か?」
外の音にかき消されそうな声。
でも俺には聞こえた。