危険な同居人!?
忘れる*空
だる・・・
全然治る気配なし。
だるくても頭に浮かぶのは
綾の笑顔だった。
初めて会ったときは
まだ気づかなかった。
だけど、何気ない毎日を
過ごしているうちに
初恋の彼女、ということに
気づいてしまった。
気づかなければ良かった。
そうすれば、
優と綾を心から祝福できた。
応援できた。
綾を初恋の相手ではなく、
普通の同居人、
そう考えることができたら
どんなに楽だろう。
でも、
俺にはそれができない。
綾を忘れるなんて、
絶対にできない。
全然治る気配なし。
だるくても頭に浮かぶのは
綾の笑顔だった。
初めて会ったときは
まだ気づかなかった。
だけど、何気ない毎日を
過ごしているうちに
初恋の彼女、ということに
気づいてしまった。
気づかなければ良かった。
そうすれば、
優と綾を心から祝福できた。
応援できた。
綾を初恋の相手ではなく、
普通の同居人、
そう考えることができたら
どんなに楽だろう。
でも、
俺にはそれができない。
綾を忘れるなんて、
絶対にできない。